『「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義』
ブランディングってなんだろう、商品が売れる条件ってなんだろうか、なんて考えていたときに見つけた一冊。
慶應義塾大学での講義をまとめた書であった。
Appleが成功したのは圧倒的に「かっこいい」から。洗練されたデザインのスマホ、ホームページだってかっこいい。その美意識に惹かれ、みなAppleを選ぶのだ。デザインの大切さを物語っている。
本書のまとめとして筆者は以下の3点をあげていた。
①センスとは、集積した知識をもとに最適化すること
センスは才能じゃない、だれでも身に着けられる
ハイキュー!!の及川も言ってたな「センスは磨くもの」
②世の中をあっと驚かせようとしてはいけない
奇をてらっても売れるとは限らない。「らしさ」を見極める
③ブランドは細部に宿る
ちいさなちいさなことの積み重ねによりブランドは出来上がる。広告、袋、店内の雰囲気、などなど。こだわりの意識が大切だ。
ブランディングとは少し外れる部分での学びは、プレゼンの仕方について。「自分を自分以上に見せようとしない」ということ。よい印象を与えようとすると緊張して空回り。ありのままでいいんだ、ありのままを見せることで結果につながるのだ。
これから社会に出ていくとき、自分をうまくブランディングしていきたいね